審査員中村宏治氏からの総評 （2019年12月19日）

十八年ぶりに串本海中フォトコンテストの審査員をさせていただきましたが、全体的にクウォリティーが上がっているように思いました。

今はそれに加えて、みなさんの海の生き物の美しさと楽しさに関する理解が進んでいると思います。

人間が海に入り続ける事によって、生き物の営みのきっかけやヒントを知ることができるようになり、また、その瞬間にカメラを持って入ることができるようになったことで、驚きを含んだ作品が見られるようになってきたのではないかと思います。これは、串本のフォトコンテストの長い歴史の中で、応募される方の生き物へ対峙する姿勢などが成長している証なのではないかと思います。

来年も楽しく、驚くような写真が見られることを楽しみにしております。